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ブログ

22日2020年5月

当院の新型コロナウイルス感染対策について 〜新しい生活様式への対応〜

5月1日の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言では、感染症への長丁場の対応を前提とした、
感染拡大を予防する新しい生活様式への移行が求められました。
また、市中感染の中では病院内および福祉施設内での集団感染や
家庭内感染が多くなってきているという分析結果も報告されています。
このような中で私たち医療機関・医療従事者にはウイルスとの長期戦を想定して、
「コロナと正しく付き合いながら質の高い医療を提供していく」ことが求められます。
私たちはウイルスを外から院内へ持ち込ませないこと、
院内感染を防いで医療の継続的な提供を守っていくことに全力で取り組んでいきたいと考えています。
兵庫県では5月末日までの緊急事態宣言の延長が決まり、
これまで受診を控えられていた患者様も受診が必要になることが予想されます。
そのような患者様にもご不安なく受診いただけるよう、
当院では以下のような感染対策を実施しています。
その他にもご不安な点がありましたら、ご遠慮なくスタッフにお尋ね下さい。
(ア) 当院では発熱や呼吸器症状など、新型コロナウィルス感染症を
疑われる方の検査、診察は行っておりません。
感染の疑いがある方は帰国者・接触者相談センター(078-322-6829)へ直接ご連絡をお願いします。
また付き添いの方も含めて上記症状がある方は、
院内感染防止の点からご来院をお控えいただくよう、お願い申し上げます。
(イ) 一般社団法人日本環境感染学会による
「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド」では、
医療従事者のウイルス曝露のリスク評価とその対応を分類しています(表1)。
当院では曝露リスクを低リスクにとどめることを最重要の目標としています。
この分類では患者さんのマスク着用がリスク低下に最も重要であり、
受診される患者様へはマスクの着用と受付での検温、手指消毒にご協力をお願いしています。
(ウ) 私たちスタッフは感染予防策を徹底しています。
マスク着用と患者様ごとの手指消毒、院内の換気を徹底しています。
休憩時、食事の際にも対面には座らないことやマスクなしでの会話は控えることを実践しています。
MRI検査では患者様が検査室を出るタイミングごとに周囲環境の消毒を徹底しています。
直接肌が触れるヘッドホンや検査寝台、検査器具(磁気コイル)などを重点的に、
学会や機器メーカーのガイドラインに沿って消毒を実施しています。
また検査中のマスク着用については撮影に影響のないものであればそのままでの検査としています。
表1. 医療従事者(注1)の曝露のリスク評価と対応
新型コロナウイルス感染症患者と
接触したときの状況(注2) 曝露のリスク 健康観察の方法(注7)
(最後に曝露した日
から14日目まで) 無症状の医療従事者に
対する就業制限
マスクを着用している新型コロナウイルス感染症患者と長時間(注5)の濃厚接触あり(注6)
医療従事者のPPE:着用なし 中リスク 積極的 最後に暴露した日から
14日間の就業制限
医療従事者のPPE:サージカルマスク
またはN95マスクの着用なし 中リスク 積極的 最後に暴露した日から
14日間の就業制限
医療従事者のPPE:サージカルマスクは
着用しているが眼の防護なし 低リスク 自己 なし
医療従事者のPPE:ガウン
または手袋の着用なし(注3) 低リスク 自己 なし
医療従事者のPPE:推奨されている
PPEをすべて着用(N95ではなく
サージカルマスクを着用) 低リスク 自己 なし
マスクを着用していない新型コロナウイルス感染症患者と長時間(注5)の濃厚接触あり(注6)
医療従事者のPPE:着用なし 高リスク 積極的 最後に暴露した日から
14日間の就業制限
医療従事者のPPE:サージカルマスク
または N95マスクの着用なし 高リスク 積極的 最後に暴露した日から
14日間の就業制限
医療従事者の PPE:サージカルマスクは
着用しているが眼の防護なし(注4) 中リスク 積極的 最後に暴露した日から
14日間の就業制限
医療従事者の PPE:ガウン
または手袋の着用なし(注3)(注4) 低リスク 自己 なし
医療従事者のPPE:推奨されている
PPEをすべて着用(N95ではなく
サージカルマスクを着用)(注4) 低リスク 自己 なし
一般社団法人日本環境感染学会 医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド第2版改訂版(ver.2.1)より引用、Interim U.S. Guidance for Risk Assessment and Public Health Management of Healthcare Personnel with Potential Exposure in a Healthcare Setting to Patients with 2019 Novel Coronavirus (2019-nCoV) 2020年3月4日版をもとに作成. PPEとは個人防護具(Personal Protective Equipment)のこと.
注1 医療従事者 ここでいう医療従事者とは、医療機関で勤務するすべての職員を指す。
注2 記載されているPPE以外のPPEは着用していたと考える。例えば「眼の防護なし」とある場合は、それ以外の推奨されるPPE(マスク、手袋、ガウン)は着用していたと考える。
注3 体位変換などの広範囲の身体的接触があった場合は中リスクと判断する。
注4 医療従事者が大量のエアロゾルを生じる処置(下記)を実施した場合やこれらの処置を実施中の病室内に滞在した場合は中リスクと判断する。エアロゾルを生じる処置とは、気管挿管・抜管、NPPV装着、気管切開術、心肺蘇生、用手換気、気管支鏡検査、ネブライザー療法、誘発採痰などを指す。
注5 接触時間 ここでいう接触時間の長さは以下を目安とする。長時間:数分以上、短時間:約1〜2分
注6 濃厚接触 ここでいう濃厚接触とは以下のいずれかを指す。
a) COVID-19 患者の約 2 メートル以内で長時間接触する(例えば、ケアを行う、または、2 メートル以内に座って話しをするなど)
b) 個人防護具を着用せずに患者の分泌物や排泄物に直接接触する(例えば、咳をかけられる、素手で使用済みのティッシュに触れるなど)
濃厚接触の有無を判断する際は、接触した時間(長いほうが曝露の可能性が高い)、患者の症状(咳がある場合は曝露の可能性が高い)、患者のマスク着用の有無(着用していれば飛沫による他者や環境の汚染を効果的に予防することができる)についても考慮する。
以下の状況では、患者のマスク着用の有無にかかわらず、医療従事者が推奨される個人防護具を着用していない場合でも低リスクと考えられる。
・受付で短時間の会話を交わした場合
・ 病室に短時間入ったが患者や分泌物/排泄物との接触がない場合
・退院直後の病室に入室した場合
患者のそばを通りかかったり、病室に入らず、患者や患者の分泌物/排泄物との接触がない場合、リスクはないと判断する。
注7 健康観察の方法
以下の二つの方法がある。いずれの場合も症状(発熱または呼吸器症状)が出現した時点で直ちに他の人から離れ(マスクがあれば着用し)、医療機関の担当部門に電話連絡のうえ受診する。
積極的:医療機関の担当部門が曝露した医療従事者に対し、発熱または呼吸器症状の有無について1日1回、電話やメール等で確認する。
自己: 曝露した医療従事者自身が業務開始前に発熱または呼吸器症状の有無を医療機関の担当部門に報告する。
3日2019年6月

「ラジエーションハウス」のストーリー進行に思うこと

放射線医として注目をしてきたテレビドラマ「ラジエーションハウス」は、
その後どんな感じでストーリー展開していくのかを注視しながら見させてもらっています。
第2話で印象的だったのは、「リ・フラウメニ症候群」が
ドラマの中で取り上げられたこと。
がん領域の最大トピックであるゲノム医療につながるものですが、
まだ一般ではあまり知られていない知識だと思います。
これをいち早く取り上げたことには、まるでアメリカの医療ドラマのように、
社会に最新の医療知識を広めるという役割を意識しているのかなと感じました。
これと同様に、第3話ではマンモグラフィーについて深く掘り下げた描写がありました。
マンモグラフィーについてはすでに広く知られている検査ですが、
その強みや弱点についても医療的観点からきちんと説明されていました。
1回あたり1時間のドラマでありながら、
段階を追った検査過程についてもしっかり説明されているところにも好感を覚えました。
マンモグラフィーのように名前だけは良く知られている検査については、
名前やちょっとした知識だけが独り歩きしてしまい、
本質的な部分の理解が進まないと感じることが多いので、
このようにメジャーなテレビドラマがそこを深く掘り下げることには意義があると思います。
検査という医療分野にスポットを当てているこの「ラジエーションハウス」は、
画像診断を担う技師の存在もクローズアップされています。
新人の医師がこうした熟練の画像診断技術を持つ技師に
助けられることが多いのは、今も昔も変わってはいません。
まさに縁の下の力持ちという存在であり、
この技師という存在が私たち医師と一緒に仕事をすることが医療機関の実力につながるわけですが、
この「ラジエーションハウス」を見た一般の方にも、
そのことに気づいてもらえるのではないでしょうか。
正確な検査や状況の把握は、適切な医療を提供するために欠かせないきわめて重要なプロセスです。
そのために当院では医師と技師が緊密に連携することによって、
高い画像診断技術を発揮しています。
「ラジエーションハウス」に描かれているような構図が機能しているからこそ、
当院の検査に信頼を寄せていただける方がおられるのだと思います。
もちろんこれかも検査技術の研鑽に努め、
検査結果と今後の展望についてを丁寧にご説明をすることで受診者様の
健康という利益を守るお手伝いをしていきちという思いを新たにしました。
20日2019年5月

「ラジエーションハウス」のストーリー進行に思うこと

ご存知の方も多いと思いますが、フジテレビ系の月曜夜9時のドラマ、
通称月9と呼ばれる時間枠で「ラジエーションハウス」という
医療系ドラマが放映されています。
医療系の漫画が原作でそれがドラマ化されたわけですが、
注目の集まりやすい月9枠ということもあって、
各方面からさまざまな反響が起きています。
医療関係者の中には「事実との乖離がある」として
否定的に見る向きもあるようですが、
この「ラジエーションハウス」で取り上げられている放射線科医でもある私は、
比較的肯定的にこのドラマを捉えています。その理由を、お話ししたいと思います。
この「ラジエーションハウス」の主人公は、私たちと同業者である放射線科医です。
今まであまりドラマや映画などで取り上げられることがなく、
そんな専門家がドラマの中において画像診断で活躍するというのは、
「検査とは何か」というところにスポットが当たることになるので、
面白い試みだと感じました。
一口に検査といってもそこには高い技術と専門性があり、
そこから診断に至るまでのプロセスや放射線科医が担っている役割や
責任の大きさが広く知られることになるというのは、
医療への正しい理解に資すると思います。
画像診断には私たち放射線科医だけでなく、放射線技師という大きな存在があります。
この技師の方々が持つ技術や画像へのこだわりは、一種の職人仕事です。
正常を正常と捉え、その一方で異常を異常と
診断するための画像を撮るための努力は相当なものです。
私たちはそれを日常的に目にしてきたわけですが、
そこにもスポットが当たっているのはポジティブなことではないでしょうか。
まだ今後のドラマの展開について分からない部分もありますが、
画像診断という世界や画像に全身全霊をかたむける技師といった医療従事者の
モチベーションを高めるという意味でも期待できるドラマだと思っています。
おそらく今後の展開においてもこうした流れが続き、
同僚の技師たちが画像診断に意欲的に取り組む姿が
描かれているのではないかと思うと、今後の展開にも期待しています。

北村クリニック

診療科目:脳神経外科・脳神経内科・放射線科
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